子どもの明るい未来のためだと、親は働いて高い塾代を一生懸命に稼ぐ毎日。
子供の勉強に関しては塾に通っているからひとまずOK。
と思っていたのに、まさかの子どもの塾サボり発覚で、怒りと困惑がうず巻いているかもしれません。
「こっちは汗水流して働いて塾の高いお金払ってるのよ?!」
「サボるなら、お金がもったいないから塾をやめてしまいなさい!」
と、子どもに怒って言い放つ前に、理由を知って対策をとっていきましょう。

子どもなりの塾をサボってしまう大きな理由は3つ考えられます
それでは、塾をサボって勉強しない子ども側の理由や、親ができる対策について理解を深めていきましょう!
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塾をサボる理由

子どもが塾をサボった!!
でも、頭ごなしに怒ることはちょっと待ってくださいね。
なぜなら今後、子どもが自分の気持ちや意見を話してくれなくなるからです。
怒られたからやるという行動では、本当の意味で解決していません。
仮に塾へいくようになっても、納得しないままでは学力の伸びはあまり期待できないでしょう。
理想なのは、子ども自らが勉強する理由を理解し、『必要だから行く』『行きたい』と前向きに通塾することが、学力アップにつながるはずです!
それをふまえて、じゃあどうして子どもが塾をサボってしまったのか、よくある大きな理由3つは、こちらです。
- 塾が合わない
- そもそも勉強をやりたくない
- 部活や受験勉強につかれた
順番に具体的な9つの対策も合わせてご紹介していきます!
塾が合わない
塾をサボる理由に、塾が原因な場合。
- 塾の授業についていけない
- 宿題が多くてしんどい
- 先生・塾の友達がイヤだ
1.塾の授業についていけない・宿題が多くてしんどい
集団塾だと、分からない点があってもどんどん授業が進んでしまいます。

先生に質問できない。
勉強がわかんなくなって、授業についていけない。
わからない授業の宿題は、もちろん解けないのでしんどくなりますよね。
分かりにくかったところを質問できるタイミングを決めたり、必要があれば受講クラスを変える、宿題の量を調整してもらうなど、塾と相談してみましょう。
2.先生・塾の友達がイヤだ
先生や友達が自分に合わないときは、勉強どころではなくなるほど気になるケースもあるようです。
失礼かもしれませんが、

先生のしゃべり方とか性格が無理!
という場合、個別塾なら担当を変えてもらえるはずです。
塾には様々なお子さんがいるので、騒がしい子がいて集中できない場合もあるようです。
時間や曜日をずらして、子どもが集中できる環境に変更してあげましょう。
塾側が対応してくれない場合、受験間際でなければ塾を変えることも考えないといけないかもしれません。
そもそも勉強をやりたくない
塾をサボる理由が、勉強がしたくない場合です。
- 勉強が嫌になってしまった
- どうしても友達と遊びたかった
- 面倒臭い・やる気が出ない
- 勉強が長時間で疲れる
- そもそも勉強の仕方が分からない
3.勉強が嫌になってしまった
成績が下の方にいる子どもの場合、やってもやっても成績が上がらないとイヤになってしまうことも。

勉強に対して、自信を無くしてしまっているのかもしれません。
大人だって、がんばっても効果が出ないものは、やる気がでなくなりますよね。
漢字や英単語10問などをくりかえし、スモールステップで「できた!」と思わせることで、ちょっと勉強楽しいかもと自信をつけさせましょう。
また、親は成績ではなく、子どもが頑張ってる部分に目を向けて、声かけをしていきましょう。
4.どうしても友達と遊びたかった
ズル休みをする頻度が年に1回や2回程度であれば、お説教は1、2言でよさそうです。
おそらく、子ども自身も悪いことをしてしまったと感じているでしょう。
5.面倒臭い・やる気が出ない
なんで勉強をやらないといけないのか、もちろん自分の将来のためなのはわかっているけど・・・。
塾に行って勉強する理由を、やる気に火が付くまで納得しきれていないのでは?
勉強は学校のテストで良い点数を取ることがゴールではありません。
将来自分がやりたいことを叶えるための手段だと思うのです。
我が家では、学校の文化祭に行くことで、

「こういう学校に行きたい!」
と、勉強する必要性を子ども自身がリアルに感じていました。
百聞は一見に如かず。
親が何度も熱弁をふるうより、一度見るだけで、子どもはググっとイメージしやすくなります。
積極的に一緒に見に行ってみましょう。
何のために勉強をするのか、勉強を頑張ることで何を叶えたいのかがイメージできていれば、勉強のやる気に火をつけることができるでしょう。
6.勉強が長時間で疲れる
中学3年生の勉強時間は「平日2時間」「土日5時間」が理想と聞きます。
しかし、人間の集中力は、一番高いもので15分、最大でも90分しか持たないのだそうです。
平日はまだしも、夏期や冬期講習などは長時間になるので、集中力が続かず疲れてしまうのかもしれません。
集中力が切れた状態で勉強するよりも、子どもの好きな音楽を流して5分程度の休憩をはさんでリフレッシュ。
それから勉強を再開する方が、質の良い勉強ができるそうです。
特に心地よい音楽はストレスを軽減して、脳を活性化させる効果もあるそうです。
音楽じゃなくても、仮眠や運動でリフレッシュすることもできます。

仮眠の場合、長く寝てしまうと目覚めた後にかえって眠気が増してしまうことがあるので注意ですよ。
仮眠は布団に入らずに、10~15分程度でタイマーをかけて起きるように見守りましょう。
ぐっすり眠ってしまっていたら、声をかけてあげるのもアリですね。
運動の場合、5~10分の授業の合間に塾の階段を上り下りするのもよいでしょう。
息抜きもせずに勉強だけをしていると脳の疲労が溜まって集中力は低下するそうです。
脳科学的にも運動することでやる気が活性化するそうで、リフレッシュができると同時に集中力と記憶力も上がりますよ!
長期間の勉強へのやる気をキープするためには、こまめな休憩をうながしてあげましょう。
7.そもそも勉強の仕方が分からない
子どもの頃の私が『勉強の仕方が分からない子』でした。
机に向かってペンは走らせているけれど、

本当にこのやり方でいいのかな?このペースでいいのかな?
わからないながら自己流でやっていたので、時間のわりに効率悪かったですし、成果がパッとしないのでやる気は落ちていきました。
個別塾や家庭教師の場合、マンツーマンで見てくれるので、子どもがどこで何につまづいているのかを紐といてくれるかもしれません。
子どもに合った勉強の仕方や、受験に間に合う勉強の計画を、相談してみましょう。
部活や受験勉強につかれた
8.部活でつかれた
部活動や習い事が盛んで疲れ切ってしまい、その後の塾や自宅での自主学習に集中することができない場合もあります。
勉強と部活の両立が上手くいかないと十分に学習できず、思うような成績が取れません。

疲れが溜まって、やる気が起きない。
部活のない曜日に変更したり、宿題の量などを塾に相談してみましょう。
塾に通う時間や移動距離が負担の場合は、オンライン授業や家庭教師など、自宅で学習できる学習サービスを活用してみるのもいいでしょう。
9.受験勉強につかれた
受験まで残り時間が少ない場合、塾を変更することのデメリットも多いです。
塾での指導方法が変わったり、慣れない環境で勉強することは、子どもにとってストレスになることがあります。
また、塾をスパッと辞めてしまうと、それも不安材料になって成績に影響が出てしまう可能性もあります。
まずは塾に通う頻度を変えてみたり、気持ちや体力が落ち着くまで休塾するなどしてみて、今の環境から大きく変えずに調整してみましょう。
軽い運動を取り入れることで受験勉強の疲れをとり、やる気の維持につながります。

近所を15分くらい、一緒にジョギングやウォーキングするのがオススメです。
またお茶やお菓子を食べておしゃべりするなど、一緒に気分転換をして頑張っている子どもを励まし、サポートすることも大切です。
さあ、子どもの話を聴いてみましょう!

塾をサボって勉強しない大きな理由は3つあることがわかりましたね。
それでは、これから子どもと話をしていきます。
順序が大切ですよ。
- 子どものサボった理由を聞くに徹する
- 親の意見を落ち着いて伝える
- 子どもが『どうしたいか』そして『どうすべきか』話し合う
子どものサボった理由を聞くに徹する
我が子はどのような理由でサボってしまったのか、子どもの話を聴いてみましょう。
注意したいのは、子どもの話は反論せず、否定せず、うなずきながら100%聴くことに徹しましょう。
なぜなら、子どもは怒られると恐怖を感じて嘘や言い訳をし、本当のことを言わなくなります。
子どもがサボった理由を教えてくれたら、

「正直に教えてくれてありがとう」
と伝えましょう。
親の意見を落ち着いて伝える
次は親側の意見を伝えましょう。
先ほど聴くことに徹していれば「親には本当のことを伝えてもちゃんと聴いてくれる」と子どもに感じてもらうことで、親側の話も聴こうとしてくれるでしょう。
親が汗水流して懸命に働き、家計をやりくりしながら塾費用をつくり出していることなど、具体的にイメージしやすいよう、落ち着いて伝えましょう。

「あなたが塾に通えていることは当たり前のことではないんだよ」
ということを、改めて理解してもらうのです。
子どもが『どうしたいか』そして『どうすべきか』話し合う
親側の意見を伝えたら、子どもは『どうしたいか』そして『どうすべきか』を話し合いましょう。
子どもがなんでそうしたいのか理由も話してもらうことで、塾で勉強する必要性を自ら納得していくことができるでしょう。
親側がなにか言いたいときは、「するべき」や「しなさい」などの命令口調ではなく、

「私は○○と考えていて、~してくれたら私は嬉しい。」
こういう言い方(Iメッセージ)をすると、子ども側も素直に聴けるようです。
私ならこのように伝えます。
「あなたを応援したいから、塾を続けたいなら費用は親ががんばって用意するよ。
だから、今度はサボらずに行ってほしいし、行きたくない理由がまたあったら相談してくれたら嬉しいな。」
落ち着いて親子で対話をすることで、受験に対する価値観が共有され、きっと解決の糸口が見つかるはずですよ。
子どものタイプによっては、アプローチを工夫した方が届きやすいこともあります。
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まとめ:どうして塾をサボるの?!勉強しない原因と親がとるべき対策9選
子どもが塾をサボってしまうよくある大きな理由は3つありました。
大人だって嫌なものは投げ出したくなってしまうことだってありますから、子どもならなおさらです。
親が取るべき対策9つを実践しながら、学力だけでなく精神面でも成長していけるように親子で対話をしましょう。
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