中学生の娘が生理のときに、生理痛やPMSで勉強がつらそう。。
と感じることはありませんか？
受験生にとって生理はパフォーマンスや生活の質が低下し、大きなストレスになります。
女の子が生理のたびに毎月勉強ができない状況があるのも、男の子と比べて差がつかないか心配ですよね。
この記事は、
・生理を乗り切る方法を知って、子どもの勉強環境をサポートしたい。
・やる気がでない生理中でも勉強するコツをおしえてあげたい。
・他のお宅では生理中の勉強をどうしているのか知りたい。
そういう親御さんはお読みくださいね。
わが家で行っていることや中学生の先輩の経験をもとに、生理で勉強に集中できない時の対処法をご紹介します。
生理でやる気が出ないとき『5つの試したいこと』
まず、生理痛やPMSを和らげる方法です。
PMSとは、
イライラしたり、眠くなったり、お腹が痛かったり、肌が荒れたりするなど、生理前に起こる心と体のさまざまな不快な変化
娘のPMSは、眠い・腰が痛い・判断力が低下する症状がでているようです
生理の腰痛は、薬を飲まないと常におなかをかばうような体勢になるほど。
我が家でやっていることなど、5つの試してみてほしいことを紹介します。
生理痛薬
小中学生のうちから薬を飲ませるのはちょっと心配な親御さんもいると思います。
でも、生理痛のあいだ痛みを我慢させ続けることは、娘のからだに負担をかけることになります。
小学生・中学生の生理痛で向いている成分は「アセトアミノフェン」です。この成分は15歳未満でも服用が認められており、腎臓や胃腸の病気が発生しづらいとされています。
参照：医学ボランティア会
服用すれば、生理痛もPMSの症状が緩和されかなり楽になります。
先輩中学生のお姉さんは、小中学生でも使用できるやさしい効き目のものから試していたようですよ。
アセトアミノフェンの生理痛薬は、
バファリンルナJ、小中学生用ノーシンピュア、小児用バファリンチュアブルなどがそうです。
バファリンルナJや小児用バファリンチュアブルだと、眠くなる成分が入ってないようです。
勉強もしないといけない時は、痛みがなくなるだけでなく、眠くなりなりにくい配慮も必要ですね。
温める
温かいものを食べたり飲んだりして、体の芯から温めると体がホッとします。
シャワーだけではなく、一番最後に入って湯船で血行を良くしたり、冷たいものは控えめにしたりしてます。
寒い冬や受験当日なら、腰やおなかを温めるために腹巻きタイプのスパッツや使い捨てカイロが使えますよ。
スパッツはあったかくてホッとするし、経血が漏れる心配もなくて安心だよ。
カフェインレスティーを飲む
普段はコーヒーや紅茶などを飲んで勉強していても、生理の時は自然と飲みたくなくなります。
カフェインは、血の流れを悪くすることで、生理の痛みを強くする恐れがあるようです。
負担の少ないものを、体が欲しているのかもしれませんね。
生理の時はリラックスできて飲みたいと思えるカフェインレスティーを選んでます。
香りもよくて癒される！その日の気分でフレーバーを選ぶのも楽しいです
保温できる水筒に入れて、勉強中にいつでも飲めるようにしてますよ
低用量ピル
この学校に絶対合格したいから、今まで懸命に勉強をがんばってきた！！生理で今までの努力を無駄にしてもらいたくない！
女の子の中には症状がとっても重くて、受験当日に生理が来るのを絶対に防ぎたい子もいますよね。
日本ではまだメジャーではありませんが、ピルの服用という手もあります。
欧州では、ドイツやオランダなどでピルを使う女性は４０～５０％にも達し、生理をコントロールする目的で子どもも服用しているそうです。
WHOの規定によると、初経があれば使用できるとされています。
参照：おしえて生理痛
また、国際家族計画連盟によると初経後３ヶ月が経っていれば安全に使用できるとされています。
日本でも元なでしこジャパンの澤選手が現役時代に使用し、健康管理をしていたそうですよ。
ピルを始めると、最初の1～2クールは、生理のタイミングが思うようにならないことがあるようです。
いきなり受験のときに副作用強めの中用量ピルで生理をずらすのではなく、その前から模試やプール授業、学校行事の時に生理を低用量ピルで回避する練習をしておくと良いと私も思うのです。
— マモノ (@ymnkmtk) December 20, 2023
行事と生理がかち合わないだけで女性のQOLが爆上がりすることを実感すると、もう手放せなくなりますね。 https://t.co/9GZPGO9eCf
受験などの大事な予定があって、副作用が不安なら、あらかじめ試しに生理をずらす体験をしておくと良いという声もありました。
まずは親子で話し合い、受験の半年前には産婦人科で相談してみましょう。
休む
もうしんどくてやる気も出ない、心底辛いってときは、あきらめて寝てしまう！
しんどいのに勉強しても、全然頭に入らなくて効率悪いですから！
生理後に備えて、体力と気力を回復させましょう。
休んで復活したらどこから勉強するか？それだけはあらかじめ決めておきます。
そうすれば、すぐ勉強に取りかかれるから良いスタートを切れますよ。
生理でやる気がでない時の勉強法
やっぱりテスト間近で寝てられない！
そんなとき、生理中でも比較的勉強できるのはなんでしょうか？
生理痛やPMS症状があるときは、痛みだけでなく眠気やだるさ、判断能力の低下もあります。
ですので、頭をしっかり使う勉強は向いてないでしょう。
娘や先輩中学生に聞いてやってみてることは、以下のようなものです。
- 教科書を音読
- まとめたノートを見る
- 単語カードを確認する
- 英単語や読み上げを聞く
- YouTubeの勉強系動画を見る
基本は今までやったことの復習ですね。
人は忘れる生き物ですので、復習をして自分の脳に刻み込ませる期間にするといいでしょう。
逆に、
・国語の説明文の読解、英語の長文問題
・作文
・ニガテな教科
これらを生理痛やPMS症状があるときに取り組むのは、しんどいし時間がかかりすぎて非効率。
ムリせず元気になってからの方が効率がいいでしょう。
また上記の、生理でやる気が出ないとき『5つの試したいこと』をやってみて、症状が緩和されたら普段に近い勉強ができるかもしれません。
絶対に休めない時に勉強できるよう、いろんな方法を試して、自分に合うものを探しておきましょう。
自分が狙える高校はどこか探したいときに。
【生理でやる気がでない時の勉強法】試してほしい対処法5選：まとめ
生理でやる気がでない時は、本当に何にもやりたくないですよね。
でもやらないといけないことって、これからも度々出てきます。
そんな時に、自分に合う対処法や勉強法を見つけておくと、今後のためにも役立ちます。
これから長く続く生理、上手に付き合っていきましょう。
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