今やほとんどの小中学生が塾に通っている時代。
みんなが行ってるから、うちも遅れる前に行かせた方がいいかしら?
と、ちょっと焦るお父さんお母さんもいらっしゃいますよね。
塾はたくさんありすぎる!
我が子に合った塾はいったいどんな塾なのか選び方がわからないわ
実際に調べてみると、どんなふうに塾を選んだらいいかわからないし、疲れちゃいますよね?
この記事を読めば、こんなことがわかります。
・塾にはそもそもどんな形態があるのか?
・どんな子どものタイプと、塾の形態が相性からどう選べばいいのか?
山のようにある塾の中から、我が子に合った塾の方向性が見えてきますよ!
塾にはどんな形態がある?
塾と一言で言っても、実はいろんなスタイルがあるんです!
まずはどんな形態があるのか見ていきましょう。
集団塾
1人の先生に対して、数人~数十人で1クラス。学校のようなスタイルですね。
学力別にクラス分けされ、カリキュラムに沿った授業が受けられる。
カリキュラムを見れば、いつまでに何をどこまで勉強する予定なのかが分かるので、長期的な学習目標が立てやすいです。
お月謝は個別指導と比べて安いですよ。
多人数に対して一斉に授業を行うので、先生が生徒一人一人の質問に対応するのは、時間的に難しいことも。
個別塾
1人の先生に生徒が1人、もしくは数人で学習していきます。
カリキュラムはそれぞれの生徒に合わせて組まれていくので、自分の学習レベルに合った授業が受けられます。
周りの生徒の進度や成績を気にせず、自分の学びに集中できます。
自分が理解しにくい部分をわかるまで質問できたり、先生が自分に合わせた復習問題を出してくれたり。
とことん自分にフォーカスして対応してもらえる反面、一般的な進度と比較しにくいため、全ての学びが終わりきらないということも。
オンライン学習塾
家の近所にぴったりな塾がない場合だってありますよね。
オンラインなら全国どこからでも入塾できます。
夕食を作っている間にオンラインで先生と学習してもらえたりできるので、慌ただしい日常の中でも効率的に学習時間を確保できますね。
塾へ通う行き帰りの時間を省けるので、親の送迎の負担も考えずに済みます。
タブレット学習
もし塾というスタイルが合わなくても、タブレット学習という形態があります。
特に先生はいなく、自分でカリキュラムを進めていきます。
時間のある時にはどんどん学習を進めたり、わからないところはじっくり復習したり。
24時間、自分のペースで進められます。
自分の学年より上の学習を進めたり、逆に戻って学習できるものもありますよ。
楽しく続けられるゲーム要素のある工夫がされているものが多いです。
だから、勉強嫌いの子もなんとなく触っているうちに勉強してしまっていることも。
筆者が4年利用している進研ゼミ、中学講座タブレット『チャレンジパッドNext』は、忙しい中学生でも効率よく学習できるオススメ教材ですよ。
実店舗がないので、価格が割安なものが多いです。
塾の形態別費用についてはこちらで紹介しています。
塾形態と子どもの相性で選ぶ
塾には様々な形態があるとわかりましたね。
ここからは、それぞれの塾形態と相性がよい子どものタイプを見ていきましょう。
向いている子 | デメリット | |
集団塾タイプ | プレッシャーに強い子 負けず嫌いな子 積極的な子 先行学習したい子 | 一度遅れると学習についていけない 質問の時間が少ない |
個別塾タイプ | 恥ずかしがりやな子 自分のペースがある子 気が散りやすい子 戻り学習をしたい子 | 競争心は芽生えにくい 自分のペースのため、学年の学習が終わりきらない可能性 |
オンライン家庭教師タイプ | 近くに塾がない子 他に頑張りたい事がある子 集団塾の補助を受けたい子 自宅が集中できる子 時間効率を図りたい子 | 学習の気持ちの切り替えがしにくい 緊張感が少ない |
タブレット学習タイプ | 勉強苦手意識のある子 ゲーム感覚が好きな子 授業の理解を深めたい子 他に頑張りたい事がある子 早朝、夜間に学習したい子 | 約束がないのでやらない選択もできてしまう やりすぎによる視力や健康の心配 |
集団塾タイプ
- 集団で同じ授業を受けるので、友達の頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと思える子。
- 学力ごとにクラス分けされるので、負けず嫌いの精神で勉強に打ち込める子。
- わからないことを、自分から先生に質問しに行ける子。
- 学校の授業よりも先取りして、勉強を進めていきたい子。
個別塾タイプ
- わからない時に、わかりませんと言うのが苦手な子。
- 自分のペースがある子。
- 大勢の中だと集中しにくい子。
- 競争する環境が苦手な子。
- わからない事が多くなりすぎて、自分のわかるレベルまでしっかり戻って学習したい子。
オンライン家庭教師タイプ
- 通いたい塾が近所にない子。
- 頑張りたい他の習い事や部活動があって、勉強と両立したい子。
- リラックスできる家庭にいながら、自分に合わせた学習で習熟度をアップしていきたい子。
- 集団塾に通っていて、習熟度の低い教科だけをオンラインで補いたい子。
- とことん時間の効率化を図りたい子。
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タブレット学習タイプ
- 塾に行きたくないけど、なにかしらプラスαの学習をしてほしい子。
- あまりコストをかけずに学習させたい子。
- 学校の勉強が楽しくなるように、少し自信をつけたい子。
- 自分のペースでどんどん進めていきたい子。
【小中学生塾】4タイプ別「子の相性」からみる塾の選び方!:まとめ
さまざまな塾の形態や子供のタイプを合わせて見ていきました。
塾も子供もそれぞれ特徴があります。
当然ですが、我が子に合わない塾形態にがんばって通わせても、良い結果にならないケースが多いです。
我が子のタイプを見極め、相性の良い塾形態を絞った上で、その中から具体的に塾を探していきましょう!
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